後編「VRと仮想リモートオフィスの今後について」

こんにちは、リョウです。

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前回に引き続きの内容になります。

④事業継続性の確保
　地震や新型インフルエンザなどの予期せぬ災害が発生した際、企業として事業を継続していくことは非常に重要です。
　日本テレワーク協会が行った調査によると、２０１１年に発生した東日本大震災の直後及び、計画停電期間中の業務遂行状況や業務効率への影響として、在宅ワークの社内ルールが震災前からあった企業では、「通常と同じように仕事ができた」が６１．５％と高く、在宅ワークの社内ルールがなかった企業の４０．０％と大きな差が見られました。

　日頃からInfinite Officeを運用し、オフィス以外の場所で仕事をすることに慣れておくことで、災害発生時に素早く事業を再開及び継続することが可能となります。

　伝統ある企業では大雪でも台風でも出社することが前提の風土がまだ残っています。
また、そのような企業ではマネジメントも「出社ありき」となっています。

これからのビジネスを取り巻く環境を考えると、国内外で活躍できる多様な人材をうまく活用することは必須ですが、会社に来るように指示するスタイルでは目の前にいる従業員しか管理できません。

　しかし、在宅ワークを導入することで、目の前にいない人をマネジメントする必要が出てきます。
　これは、今まで「出社ありき」の慣習によって成り立っていた組織風土や価値観を大きく変えるチャンスです。Infinite Officeは今までのマネジメントを変え、組織風土を変えていくことで、企業変革の促進に繋がる手助けにもなります。

【必見】「Infinite Office」によるバーチャルオフィスの実現

⑤業務効率化
　公益財団法人日本生産性本部が発表した「労働生産性の国際比較 2018」では、日本の時間当たり労働生産性は47.5ドルで、OECD加盟36カ国中20位、主要先進7カ国では最下位とされており、長時間労働に対して非効率な働き方をしていることが明らかになっています。

　在宅ワーク導入のためには、ITツールの導入をし、ペーパレスで業務ができる環境を整備しておく必要があると言われています。VRヘッドセットやInfinite Officeの導入でオンラインでの迅速な情報共有が可能になったり、データ入力等のルーチン業務が自動化されたり、書類の電子化による印刷が不要になったりと業務効率が大きく上昇します。
テクノロジーを活用することで業務の高速化が図られるというわけです。

⑥在宅ワークのデメリットもVRなら解決できる。
　在宅ワークには、先ほど話したように大きなメリットがあり、確実な結果と手ごたえがもたらされています。実際に経験した従業員の3割は特に問題はないとする一方で、コミュニケーションに問題あり（平成27年 JILPT　情報通信機器を利用した多様な働き方の実態に関する調査より）という声も多くみられる。

「コミュニケーションに問題あり」は企業側が感じたデメリットについては、在宅ワークにおいてはオフィスで直接上司と会わなければ、出勤して打刻も行わないため、労働時間の管理の難しさがあがっています。
　また、face to faceでのコミュニケーションの減少やテキストベースでのコミュニケーションによる問題も感じているようです。しかしVRであればアバターや自分を登場させたりと目の前で話をしているような感覚になります。もしいつも恐い上司がかわいいアバターで登場したらどうですか？それだけで仲良くなれる気がしませんか？
Infinite Officeがアバター設定出来るかはまだわからないので、今のはたとえ話ですが、VRを使用することで相手の新しい一面を見ることもできるかもしれません。
　そういった意味では、VRでなければとることが出来ないコミュニケーションもあると私は思います

　在宅ワークの問題点を解決することができる１つのツールとしてVRヘッドセットとInfinite Officeはとても重要なものだと思います。

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