専門家に聞いた!5Gがもたらす未来と問題点
こんにちは、リョウです
今日は「専門家に聞いた!5Gがもたらす未来と問題点」についてお話していこうと思います。
最近5Gって言葉をたまにニュースで聞きますよね。でもこれって4Gと具体的に何が違うのかご存知ですか?
恐らくほとんどの方が「4Gより速くていいんでしょ」とこれぐらいの感覚だと思います。
この記事を最後まで読めば5Gがもたらす次世代の将来像と問題点がわかるようになります。
なるべく簡単に書きますので是非、最後まで読んでいってください。
今回は以下のように進めていきます。
①5Gとは?
②5Gでできるようになること
③5GとVRの関連性
④5Gによる問題点
まず「①5Gとは?」についてです。
簡単に言うと5という数字があるとおり第5世代の移動通信通信技術です。
4Gは第4世代ですね。5Gはすでに米国でサービスが開始されており、その通信速度は4Gの3~50倍程度という驚くべき速度を記録しています。2時間程度の映画をダウンロードするのに6分程度かかっていたものが、5Gでは数秒から2分程度にまで短縮されるのです。
ここまで速くなると思ってましたか?私は思ってなかったので、5Gの導入にワクワクしています。
次に「②5Gでできるようになること」についてです。
分かりやすい例を言うと地球の反対側にいる凄腕の医者が医療ロボットを操作して遠隔で手術をすることができる!ぐらいです。これは通信環境によるので全てが可能ではありませんが、遂に漫画のようなそんな時代が来ているのです。
では、私たちの身近なことで具体的に何がどれぐらい変わるのでしょう。
まずは、先述したようにスマートフォンがより快適に使用することができると言う点が挙げられます。4Gだと混雑した場所などでは、通信速度が低下するなど、使えなくなる時もありました。それは同時に接続できる端末数に制限があったためです。
しかし、5Gは4Gの100~500倍にの端末数が接続できるため混雑した場所でも快適にスマートフォンを使用することができるようになります。(4Gの場合:2,000~10,000台/1平方キロメートル、5Gの場合:1,000,000台/1平方キロメートル)
この快適な通信環境で更なる期待がされているのが「スマートフォンアプリ」です。これほどの通信速度があれば従来ゲーム機で開発されていた本格的なゲームをスマートフォンでプレイ出来るようになると言うことです。
これにより新しいゲーム機を購入することなくなるので、そのお金も節約することができます。
尚且つ、ゲーム機顔負けのグラフィックを電車で移動中やお昼休みのちょっとした時間でもプレイすることができるようになるのです。
そして、「③5GとVRの関連性」についてですが5Gの到来を目前にして、最も需要のあるサービスがVRです。VRとはヴァーチャルリアリティの略です。コンピューターグラフィック(CG)で作り出した3D映像とサウンドによりプレイヤーがその世界に没入することで、リアルなゲーム体験をすることができます。
Facebookは今冬に「Infinite Office」というビジネスツールであるアプリの発表もしている。これが5Gと連動すると、極端な話しVR内ではあるが地球の裏側の人と遅延することなく目の前で打ち合わせをすることが可能となる。またテレビ会議もVRを使用すれば、より生産性の高い会議にもすることが出来ます。
これ以外にもMixed Reality(MR)と呼ばれる新たなカテゴリーも最近生まれました。MRとは「スマートフォンなどのIT端末で捉えた現実世界にCGを合成させる」という技術です。これによりVRよりも更にリアルな体験をすることができます。例えばですが、自動車が目の前にあるとして、それをカメラやセンサーにより細かく位置や情報を算出することで、その自動車を3Dで表示させ、そこにタッチして入力も出来る。というような驚くべき技術です。
すでに実用化されている事例もあるので、このような技術が日常生活でどのように使われるのか楽しみです。
最後に「④5Gによる問題点」です。
5Gも良いところばかりではありません。デメリットとしては簡単に挙げれば4Gと同様で電波が届かない場所もあるということです。サーバーの置く位置、使用する周波数帯によっては電波が届かない空間も出てきます。これは仕方がないことですが、その地域の特性を考えてサーバーを設置すればこの問題は対処できます。
Twitterにも先日書いたんですが再度まとめを書いておきますね。
5Gには「ハイバンド」と「ミッドバンド」、「ローバンド」の3種類がある
・「ハイバンド」は4Gにくらべ50倍程度の通信速度が出るが建物などの遮蔽物に弱い
・「ミッドバンド」は4Gに比べ3~10倍の通信速度だが遮蔽物に遮られず安定して使える
・「ローバンド」は4Gに比べ10~15%程度の速度アップ
5Gには「ハイバンド」と
— リョウ@ブイアールカンパニー (@ryorize) 2020年9月19日
「ミッドバンド」、「ローバンド」の
3種類がある
「ハイバンド」は4Gにくらべ
50倍程度の通信速度が出るが
建物などの遮蔽物に弱い
「ミッドバンド」は4Gに比べ
3~10倍の通信速度だが
遮蔽物に遮られず安定して使える
「ローバンド」は4Gに比べ
10~15%程度の速度アップ
このように周波数隊によって特性があるので、しっかり見極めてサーバーの設置をして欲しいですね。
あとは、遠隔で医療機器を操作して手術をする場合など万が一、通信エラーが出て人命に関わる事態に陥った時、この場合の責任の所在というものも明確にしておかなければなりません。遠隔でやる以上は通信障害のリスクは避けられないので、この問題をどう対処、解決していくかが5Gを運用していく上でのポイントになると思います。
いかがでしたか?
今回は「5Gがもたらす未来と問題点」について紹介しました。
この話を聞いてVRに興味を持った方はVRヘッドセットにレンタルもやってますので
HPからレンタルの申し込みを是非してVRの体験をしてください。
百聞は一見に如かずともいいますので、ぜひこれを機に体験してみてください。